出産の記録2
病院へ到着。
「どうだろうねー。帰されちゃうかな~」などと、夫とソワソワしながら談笑。
診察してもらうと、子宮口は3センチ。
「はい、入院だね。条件いいよ」と先生に言われ、何だかウキウキ。
待ち合い室にいる夫にニヤニヤしながら報告しました。
そして入院。
この時点で17時くらい。
痛みはまだまだ軽く、間隔も8分~15分くらいでバラバラ。
早くもっと痛くなれー!と思いながら、夫と部屋でやり過ごしていました。
しかし、なかなか痛みは増さず、結局20時頃に助産師さんに「家族の方に帰ってもらって大丈夫」と言われてしまい、
このあと、急に痛みが強くなったらどうしよう。一人で耐えられるかな... とても不安でしたが、仕方なく夫には一旦帰ってもらいました。
この時の助産師さん、入院中もずっと苦手でした。
その後、何とか一人で痛みをやり過ごす。
痛くなったら、陣痛アプリのカウントを見ながらひたすら深呼吸。
21時半頃、母が来ました。
母とはあまり仲が良くなくて... 正直来られてもどうしようもないのですが、断る訳にもいかず。
陣痛が来ても、腰をさすってもらうのも嫌で、ひたすら一人で耐えていました。
本当に相性悪いなと思います。
嫌いなわけではないし、応援しに来てくれる気持ちは嬉しいのですが、母の性格や態度が尊敬できないというか... それはさておき。
夫は心配してちょくちょくメールをくれました。
まだ間隔10分くらい、痛みは多少強くなっているものの、まだこんなんじゃ産まれないなぁという程度。
なかなか進まないなー。
22時半頃からだんだん、5~8分間隔くらいに。
「24時頃に一応来てみて」と夫にメールする。
そして、24時。夫到着。
夫が来てくれて、とても心強かった。ほっとひと安心。
それまで一人で痛みと向き合っていたけど、これからは夫と一緒にがんばれる!
痛みがくると、夫が腰をさすって深呼吸の伴走をしてくれました。
それに合わせて私も冷静に深呼吸。
ベッドに横になりながら、ベッドの柵をぎゅっと握って痛みに耐える。
陣痛の合間は、まだ話す余裕があり、「結構痛くて呼吸乱れてきたけど、まだ話せるからこんなんじゃ産まれないよねー」と何回も言っていました。
1時頃になると、痛みがさらに増し、深呼吸が難しくなってくる。
「痛い~、深呼吸できなくなってきた~、ふぅ~、痛い~」
母が無神経に何か話す声に耐えられなくなり
「もうしゃべらないで」と言った記憶がある。
そろそろ助産師さんを呼んだら?と母と夫に言われるが、痛いものの、この痛さではまだ産まれない、まだ何とかしゃべれるし... と断る。
その後数回波に耐え、一応来てもらったら?とまた二人に言われ、やっとナースコール。
さっきの苦手な助産師とは別の助産師さんが来てくれてほっとする。
「今5分間隔を切ってきて、声が出るくらい痛くなってきて... 」と言うと
陣痛室が今埋まっているから、もう少し部屋で頑張ってと申し訳なさそうに言われた。
「やっぱりこの程度では産まれないよね... もう少し頑張る... ふぅー... いったいー... 力抜けない、痛いって言っちゃう... 」
なんて言いながらしばらく耐えていると、再び
助産師さん登場!
内診してくれました。
「8センチ開いてるよ。もうすぐだよ、このまま分娩室に行きましょう」
やったー!ついに!!
でも、本当にもうすぐ産まれるのか?確かにかなり痛いけど、一人目の時にはもっと取り乱して叫んでた記憶があるので、こんなに冷静でいて産まれる訳ないだろうと考えていました。
そして、車椅子に乗り分娩室へ向かう...
ちなみに、この陣痛に耐えている何時間か、鼻づまりと頭痛と貧血のようなフラフラ感ともずっと格闘していました。それが結構つらかったです。
つづく。